WindowsそっくりのLinux|Windowsfx Plasma(Ubuntuベース)をインストールし、日本語環境にする(2021年)

古いPCにLinuxを入れて再活用している方も多いと思います。今回はWidowsそっくりのWindowsfxをインストールしてみました。ここまでWindowsに似ていていいんでしょうか。Ubutuがベースだそうです。でも私の古いノートPCでもそこそこ動くので、Zorin OSとデュアルブートしてみました。
1. Windowsfxのダウンロード
こちらからisoイメージをダウンロードします。
私は「Windowsfx 10.8 Plasma Edition」をダウンロードしました
rufusをダウンロードします。
8GB以上のUSBメモリを用意します。
ダウンロードしたisoイメージをUSBメモリに書き込む方法は以前の投稿を参照してください。
2. Windowsfxをインストールする
インストールするPCをUSBメモリから起動するよう設定し、先ほど作成したUSBメモリを差し込んでからPCを起動してください。
起動すると試すかインストールするかどちらかを選びます。
インストール開始をするとこのような画面になります。
左側を「Asia」にすると、右側で「Tokyo」を選択できるようになります。
次に進むとインストールの種類を選べます。
私はZorin OSとデュアルブートしたいので、「パーティションの置換」を選択しました。あらかじめZorin OSのほうでディスクスペースを開けておきました。
次はアカウント設定です。
次に進むとインストールが始まります。
終わると再起動するよう求められます。USBメモリを取り外す指示が出たら取り外し、再起動します。
3. インストール後
このようなデスクトップです。Windowsそっくりです。スタートボタンから設定を開けてもWindowsにとても似ています。
日本語入力はデフォルトではWindowsキー+スペースキーになっているようです。
Synaptic Package Managerも入っています。そのほかOnly Officeという表計算、ワープロ、プレゼンテーションのアプリも入っています。Spotifyまで入っています。ブラウザはGoogle Chromeとedgeまで入ってます。Helloaというコルタナみたいなのも入っています。SkypeのDEBファイルをWebからダウンロードしてインストールしようとしましたが、「未署名のレポジトリからインストールできません」と出て、インストールできませんでした。Synaptic Package Managerからskypeforlinuxをインストールしました。
日本語入力切り替えを半角全角に変更する
まずスタートボタンから設定を開き、一番右下の「Basic Control Panel」を開きます。
左側のメニューで「ハードウェア」の「入力デバイス」を選択します。
「キーボード」を選び、「キーボードモデル」を「Generic | Generic 105-key PC (intl.)」にします。
次に「レイアウト」タブで「レイアウトを設定」の+Addボタンを押し、Japaneseにして保存します。
それからJapanese以外のレイアウトを全て削除します。
次にスタートボタンから「iBus Preference」を開きます。
Next input methodの右端の「…」をクリックします。
でてきたダイアログの「Disabled」をクリックしてから全角半角キーを押します。そして、<Super>+spaceの設定を削除します。
これで全角半角キーで日本語入力の切り替えができます。
動作はZorin OS Core 15.3 より少し重いかなという程度です。あまりハードには使えそうにないです。でも軽い作業ならできそうです。
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4. まとめ
UbuntuベースのLinuxディストリビューションにWindowsfxというものがあります。見た感じはWindowsそっくりです。Synaptic Package ManagerやOfficeソフト、Google Chromeにedgeまで入っています。それほど重くないので古いPCにインストールしてもそこそこ使えます。日本語入力の設定はやや煩雑です。