体を鍛えいている方はプロテインを飲んでいる方も多いと思います。今主流なのはホエイプロテインだと思いますが、なかでも筋肉を作るのに効果的でコストパフォーマンスの高いものをご紹介しようと思います。
ホエイプロテインとは
ホエイプロテインとは牛乳から作った高タンパクの食品です。体を鍛えて筋肉を作るのにはタンパク質が必要で、激しい運動をしている方の場合、普通の食事だけでは足りない場合もあります。そうした時にプロテインで補うことができます。
ホエイプロテインは牛乳から抽出しているのですが、例えばざるにペーパータオルをしき、ヨーグルトを一晩水切りした後にしみ出てきたうす黄色い液体に含まれています。
液体ではなく、ざるに残っている方のタンパク質はカゼインです。カゼインを含んだ凝乳はチーズなどに加工され、昔から食べられてきました。
一方、液体に含まれているホエイプロテインはまずかったので廃棄されてきました。その廃棄物が現代の技術によってアスリートなどの人達に好まれるタンパク質となっているのです。
牛乳に含まれるタンパク質のうち約20%がホエイプロテイン、約80%がカゼインプロテインです。
ホエイプロテインは乳清から取れることから、水に溶けやすく、吸収も早いという利点があります。
ポイント
ホエイプロテインは牛乳の乳清に含まれるタンパク質で、水に溶けやすく、体への吸収も早いです。
WPCとWPI
WPCとはホエイプロテインコンセントレートの略で、タンパク質を75~85%、脂質を約1~2%、および乳糖を5~10%含有しています。
WPIとはホエイプロテインアイソレートの略で、タンパク質を90%以上含んでいて、脂質や乳糖をより多く取り除いたものです。
WPIのほうがより高度なフィルターによって濾過されており、そのためタンパク質の含有率が高くなっています。
WPCのほうが価格は安いです。最近では多くの商品がWPCとWPIを組み合わせて作られています。
ポイント
WPCよりもWPIの方が高度なろ過抽出方法でタンパク質を抽出しているので、タンパク質の含有率が高くなっています。
ロイシン
ロイシンはアミノ酸の中でも特に筋タンパク質合成において重要な働きを担っています。ロイシンは筋タンパク質の合成を促進させるアミノ酸として知られています。
数多くのホエイプロテインが販売されていますが、このロイシンをより多く含んだプロテインを摂ることによって、効率的に筋肉を作ることができると考えられています。
ロイシンを多く含むプロテインは、特に筋肥大に有効なハイスペックなプロテインとして知られています。
ポイント
ロイシンはアミノ酸の一種で筋タンパク質の合成を促進させるので、筋肉を大きくするのに効果があります。
おすすめのプロテイン
WPIを含んでいて、より高タンパク質、またロイシンを多く含んだプロテインが筋肉を作るのに効果的であると考えられています。そうした商品の中でもよりコストパフォーマンスが高いプロテインをご紹介したいと思います。
WPIだけのプロテインの方が高タンパクなのですが、若干値段が高いです。なのでWPCとWPIを組み合わせていて、ロイシンの多いものおすすめします。
HIGH-CLEAR WPI&WPC
私が使っているプロテインです。コストパフォーマンスが高いホエイプロテインです。WPIを51%含んでいます。
私はプレーン味を買ってしまったのですが、あまりおいしくないです。ココアなど味の付いている物がいいと思います。
MAD PROTEIN
こちらはWPCだけのプロテインですが、ロイシンを多く含んだプロテインです。コスパもいいと思います。
X-PLOSION
こちらは2kgか3kgの大容量のプロテインです。ロイシン含有量も高く、コスパがいいと思います。
まとめ
ホエイプロテインは牛乳から抽出されたプロテインです。なかでも乳清に含まれる水溶性で、吸収の早いプロテインです。ろ過抽出の方法の違いにより、WPCとWPIとに区別されています。WPIのほうがより高タンパクなプロテインです。
また、筋肉増大を促進するロイシンが多く含まれているものを選ぶと、より効率的に筋肉を作ることができると考えられています。
こうした点でコストパフォーマンスの高い商品を3つご紹介しました。
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