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(2022年)M-DISCを使う|データの長期保存に|M-DISC対応ドライブで書き込む|写真や動画など大切なファイルを保存する|寿命100年以上|M-DISC DVD|M-DISC Blu-ray

2022年10月10日 春雨

写真や動画をSSDやハードディスク、SDカード、光学ディスクなどに保存しておくと、一部が壊れたり、見れなくなってしまうことがあります。

私も飼っていた猫の写真が数枚見れなくなっていたり、動画が一部乱れるようになったりして、がっかりしたことがあります。

新しいパソコンを買って、データを移行するときにもコピーしますよね。そういう際にも、SSDやハードディスク、SDカードなどではデータが劣化したり、一部壊れたりするようです。

M-DISCとは

M-DISCとはアメリカのMillenniata社という会社が開発した新しい記録メディアで、耐久性を高めたDVDやブルーレイディスクのことです。光・熱・湿度などによる経年劣化に強く、同社の試験では数百年もの間データを保存することができるそうです。

記録層に劣化しにくい金属製素材を使用している

M-DISCでは記録膜に金属系素材を使用しており、データの書き込みの際には刻印するようにレーザーで物理的な凹凸を作っていきます。使用されている金属系の記録膜は劣化しにくいので、従来の光学ディスクと比べて飛躍的に耐久性が向上しています。

表面も強い保護層(ハードコート)を採用しており、傷や汚れにも強いようです。

書き込み回数

M-DISCは一回しか書き込みできません。物理的に上書きはできないので追記しかできません。そのため、データの改ざんや誤消去するということが原則的に不可能なため、大事なデータの記録・保管に適しています。

しかし、消去して別のデータを書き込むなどの再利用は基本的にはできません。

使えるドライブ

M-DISCは、大体2005年以降に製造されたディスクドライブであれば読み込みはできます。ただし、書き込みはM-DISC対応のドライブでないとできません。メディアの形状や読み出し方式はこれまでのDVDやブルーレイディスクと同じですが、書き込みにはレーザーを使って物理的に凹凸を作るので、記録する時には対応のディスクドライブを使用します。読み込む時は通常のドライブでできます。

最近では光学ディスクを使うことも少なくなましたが、長期に渡って残しておきたい写真や動画、その他のファイルはM-DISCで残しておくといいでしょう。

思い出を劣化させずに残す

飼っているペットの写真や動画、旅行に行ったときの写真や動画、結婚式などの特別な時に撮った写真や動画を残すにはM-DISCが適しています。何十年も経って大切な思い出を振り返る時にデータが壊れていたらがっかりですよね。そういう使い方にM-DISCは向いています。

アナログに残すことも

デジタルメディアはドライブがないことには読んだり見たりできません。専門家によれば、あと百年で今作った光学メディアを読み込めるドライブがなくなるということはなさそうですが、アナログにはかなわないところもあると言っています。大事な文書や写真などは紙に印刷し、アルバムにしたりして、温度・湿度・光に注意して保管すれば、百年はもつとも言っています。

まとめ

大切な思い出の写真や動画、大事な文書などはSSD、ハードディスク、SDカード、一般の光学メディアに記録していても破損したり劣化したりすることがあります。バックアップを取っておいてもコピーの際にエラーが起きることもあるでしょう。大切なペットとの思い出や、人生でそう何度もないイベントの時の写真や動画、旅行に行った時に撮った写真や動画などは、M-DISCに保存しておくと長期間劣化させずにすみます。M-DISCの書き込みには対応したドライブが必要です。また、写真や文書は紙に印刷して温度・湿度・光などを管理して保存しておくといいでしょう。

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  • この記事を書いた人

春雨

都内に住んでいる中高年のおじさんです。古いPCにLinuxを入れたりして遊ぶのが好きです。PCをいじるのは好きですが、勉強は苦手です。

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