UbuntuやZorin OSではGUIの「ソフトウェアの更新」でOSやアプリケーションのアップデートをダウンロード・インストールできますが、Linuxカーネルなどのアップデートをした後、必要とされていないファイルが残ることがあります。そのままでも構わないのですが、不要であれば削除してもいいので、その方法を書きたいと思います。
「ソフトウェアの更新」を行う
Zorin OSを起動してしばらくすると、アップデートがあるときは自動的にソフトウェアの更新が起動すると思います。
またスタートメニューから、「システムツール」のなかにソフトウェアの更新があると思いますので、それを起動するとアップデートを検索してダウンロード・インストールしてくれます。
端末を起動する
ソフトウェアの更新が完了し、「このコンピュータのソフトウェアは最新です。」と表示された後、端末を起動します。画面を右クリックして下の方の「端末を開く(E)」をクリックして端末を起動します。
端末に以下のコマンドを実行します。
sudo apt update
アップデートがあるかどうか調べてくれます。
その後、以下のコマンドを実行します。
sudo apt upgrade
このコマンドでアップデートするのですが、もうアップデートは終わっていて、必要とされていないファイルなどがある場合、それが表示されると思います。その文章にも書いてありますが、必要とされていないファイルを削除する場合は以下のコマンドを実行します。
sudo apt autoremove
すると削除していいかどうか聞かれますので、yを入力し、Enterキーを押します。
そうするともう必要とされていないファイルなどが削除されます。
まとめ
Zorin OSではGUIのアプリケーション(ソフトウェアの更新)でコンピュータのアップデートをしてくれますが、Linuxカーネルなどの更新をした場合、もう必要とされていないファイルが残る場合があります。
sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt autoremove
といったコマンドを実行することで、もう必要とされていないファイルを削除することができます。
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