
マンションによっては、特に古いマンションの場合、各部屋全てにエアコンが付けられない場合もあると思います。
私の部屋もベランダもなく、室外機を置く場所もなく、しかたなく窓用エアコンをつけて夏をしのいでいます。
窓用エアコンを設置する時にふと気がついたことがあったので、それを書きたいと思います。
エアコン本体に付属の戸側パッキンの幅が足りない
私の部屋は2019年、サッシを新しく取り替えたのですが、その際、コロナ社製の窓用エアコンに買い替えました。
ところが、エアコン本体についている戸側パッキンの幅が足りなくて、窓にまで届かない状態でした。サッシのサイズが合わなかったんですね。2020年の夏はホームセンターで売っていた黒いゴムの帯を両面テープで貼り付け、幅を足して使っていました。
しかしその黒いゴムは耐熱性がなかったようで、割れ目・裂け目ができてしまい、空気が通りやすくなってしまいました。
そこでネット通販で私のエアコンに対応する戸側パッキンを買って、再び両面テープで、エアコン本体のパッキン(戸側パッキン)に貼り付けて幅を足すことにしました。これなら耐熱性もあるでしょう。
両面テープで貼り付けるだけでは熱で一夏でやはりはがれてきてしまうので、私は両面テープで貼り付けたあと何箇所もホッチキスで留めました。
注意ポイント
ホームセンターなどで似たようなゴムなどを買ってきて付け足しても、耐熱性がない場合エアコンの排気の熱で劣化したりします。場合によっては危険なので、耐熱性のあるコロナ社などのメーカー製の戸側パッキンを使いましょう。メーカーが違っていてもウィンドエアコン用のパッキンならば耐熱性もあるので工夫して付け足すことができます。
また戸側パッキンがはがれて落下などしないよう、両面テープに加えてホッチキスなどで留めるといいでしょう。
パッキンがよれてゆがんで窓と隙間ができる
窓に届くまでパッキンの幅を延長したのはいいのですが、どうしてもまっすぐ平らには貼れず、写真のように、よれてゆがんで窓と隙間が空いてしまいました。

どうしようかと思いましたが、いやちょっと待て、窓になにかゴムのようなものがついているぞ?と気が付きました。四角く囲ったところです。

ここに何か差し込むようになっているじゃないか?
戸側パッキンを窓のパッキンに差し込む
ということで、戸側パッキンを窓パッキンに差し込むと、上下の端にわずかに隙間ができるものの、そこそこ密閉できました。

これはエアコンに付属していたものだと思います。設置の際、自分では固くてねじを回してフレームを取り付けることができなかったので、業者さんに取り付けを依頼したのですが、その時につけてくれたんだと思います。
昨年はこれに気が付かないまま戸側パッキンを窓に触れるだけにして使っていました。
なんとまあ、まぬけなことだったでしょう。
この窓枠につけるパッキンも売っています。(コロナ社製)
パッキンが汚れてきたりした場合、交換もできる
パッキンにカビが付いてしまったりして汚れてしまった場合、交換もできます。
型番があっているか確認してください。
窓パッキンは張り替えるだけ。
戸側パッキンはコロナ社製のものですと、下から上にスライドするようにすると外せます。
取り付ける時は多少難しいのですが、上から溝にはめ込むように、上から下にスライドするように下げていくと取り付けることができます。
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もし窓についていないときは窓パッキンを購入して取りつけると、エアコン本体の戸側パッキンを差し込んで隙間を少なくでき、外の熱気が入らないようにできると思います。また、エアコンの排気を妨げずに済みます。これにより効率的に部屋の温度を下げることができます。
これはエアコン本体の戸側パッキンが充分窓に届いている場合でも同じだと思います。その時は窓パッキンのみを購入して窓に貼って使います。
ただし、強い風が吹くと外れてしまうので、そこが難点です。台風の来るような日には、見かけは悪いですが、養生テープなどで止めておいたほうがいいでしょう。
注意ポイント
ウィンドエアコンの戸側パッキンを窓パッキンに差し込むだけでは風で外れてしまうことがあるので、見かけは悪いですが養生テープなどで留めておくといいでしょう。
コロナ社製ウィンドエアコン

まとめ
ウィンドエアコンの戸側パッキンの幅が足りない時は、似たようなゴムなどで幅を足しても、耐熱性がなかったりすると劣化して割れてしまったりします。付け足すなら耐熱性のあるコロナ社のようなメーカー製のパッキンを使いましょう。
また両面テープなどで貼り付けても、エアコンの排気による熱で剥がれてきてしまうので、加えてホッチキスなどで留めるようにするほうがいいと思います。
窓用エアコンの戸側パッキンは、窓枠に付けた窓パッキンに差し込むと、より良く部屋を密閉でき、エアコンの排気を妨げずに済み、より効率的に室温を下げることができます。強い風が吹いている日は外れないように、養生テープなどで止めておくといいでしょう。
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