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Manjaro でファイル共有をする方法|Samba|Arch Linuxベースの軽量Linux

2026年5月20日 春雨

Manjaroでホームフォルダを開いた画面

今回はManjaroとローカルネットワーク上のほかのPCとでファイル共有する方法を書きたいと思います。
ファイル共有に必要なSambaはデフォルトでインストールされており、 Manjaro のファイルマネージャー nautilus の機能を使ってファイル共有します。

Sambaの設定とユーザー設定を適切にすれば、ファイルサーバーとしても機能します。

Manjaroのまとめページはこちらです

1. nautilus-share のインストール

「ソフトウェアの追加と削除」で「nautilus-share」を検索してインストールしてください。

ソフトウェアの追加と削除の設定のアイコン
ソフトウェアの追加と削除の設定の画面
ソフトウェアの追加と削除でnautilus-shareをインストールする画面

2. Sambaの起動

ManjaroにはデフォルトでSambaがインストールされています。

ですが、私はここで引っ掛かりました
Ubuntu系であれば、Sambaは「smbd」ですが、Arch Linux系では「smb」だそうです。

コンソールを開き、次のコマンドでManjaroが起動したときにSambaが起動するようにします。

sudo systemctl enable smb

また次のコマンドも実行してください。

sudo systemctl enable nmb

次にSambaを起動します。

sudo systemctl start smb nmb

Sambaのパスワードを設定します。

sudo smbpasswd -a ユーザー名

「ユーザー名」の所はご自分のユーザー名に置き換えてください。
コマンドを実行するとパスワードの入力を求められます。
このパスワードは他のPCからアクセスするする時に使用するパスワードです。

次にユーザーをSambaのグループに追加します。

sudo gpasswd -a $USER sambashare 

Sambaをリスタートさせます

sudo systemctl restart smb nmb

3. 公開フォルダを共有設定する

今回はホームフォルダにある公開フォルダを共有フォルダにしたいと思います。

ホームフォルダを開いた画面

公開フォルダを右クリックして「共有のオプション」を選択してください。

共有のオプションを選択するメニュー

「このフォルダーを共有する」と「このフォルダー内でのファイルの作成・削除を他のユーザーに許可する」にチェックを入れてください、
別のPCからファイルを送らないなら「このフォルダーを共有する」のみでいいと思います。

フォルダーの共有の設定画面

「自動的にアクセス権を付加する」をクリックしてください。

フォルダーの共有時に自動的にアクセス権を付加するダイアログ

公開フォルダに共有されているマークがつきます。

公開フォルダに共有されたアイコンがついている画面

4. ファイアウォールの設定

「アプリを表示」から「ファイアウォール」を起動してください。

アプリを表示のアイコン
ファイアウォールのアイコン

中段の「ルール」をクリックし、左下の「+」マークをクリックします。

ファイアウォールの画面

方向は「両方」を(ファイルをManjaroに受け渡す場合)、アプリケーションに「Samba」を選択して、追加ボタンを押して閉じてください。

ファイアウォールでSambaを許可する設定の画面
ファイアウォールでSambaが許可された画面

5. 他のPCからアクセスする

Windowsであれば、エクスプローラーを開いてアドレス欄に

\\192.168.xxx.xxx

と入力してください。
「xxx」の部分はManjaroの設定からプライベートIPアドレスを確認して置き換えてください。

設定アイコン
設定のWi-Fiタブの画面
プライベートIPアドレス確認の画面

「ネットワーク資格情報の入力」のウィンドウが開くので、そこで先程設定したSambaのユーザー名とパスワードを入力してください。
「資格情報を記憶する」にチェックを入れると Manjaro のフォルダを開けるたびにユーザー名とパスワードを入力せずに済みます。

Windowsからアクセスする時のネットワーク資格情報の入力のダイアログ
共有フォルダが表示されている画面

ホームフォルダまで出てしまっているのは私の間違いです。
公開フォルダではファイルをアクセスしているPCに移したり、アクセスしているPCからファイルをManjaroのPCに渡すこともできます。(公開フォルダを書き込み許可した場合)

どうしてもつながらない場合、Windowsに古い資格情報が保存されているために起きる場合があります。
Windowsのコントロールパネルを開き、 ユーザーアカウント→Windows 資格情報の管理 から古い資格情報を削除してみてください。
削除したらWindowsを再起動してください。

Windowsのコントロールパネルからユーザーアカウントを選択する画面
Windows資格情報の管理を選択する画面

繋がるまで少し時間がかかる場合があります。
うまくいかない時はSambaをリスタートさせたり、両方のPCを再起動させたりしてみてください。

これでも共有ができない場合はSambaの設定ファイルに共有設定を書き込みます。

 sudo gedit /etc/samba/smb.conf 
[公開]
   path = /home/ユーザー名/公開
   browseable = yes
   read only = no
   create mask = 0777
   directory mask = 0777

Sambaの設定ファイルとユーザー管理を適切にすればファイルサーバーとしても動作します。

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まとめ

Manjaroでファイル共有をするには、まずソフトウェアの追加と削除で「nautilus-share」をインストールし、コンソールを開いてSambaを有効にし、起動します。
「アプリを表示」から「ファイアウォール」を起動し、Sambaのポートを追加して開けます。
Windowsからアクセスするのであれば、エクスプローラーを開き、アドレス欄に「¥¥192.168.xxx.xxx」のように入力します。
なかなか共有ができない場合はSambaの設定ファイルに共有設定を書き込みます。
Sambaの設定ファイルとユーザー管理を適切にすればファイルサーバーとしても動作します。

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  • この記事を書いた人

春雨

都内に住んでいる中高年のおじさんです。古いPCにLinuxを入れたりして遊ぶのが好きです。PCをいじるのは好きですが、勉強は苦手です。 I am Harusame. I’m a middle-aged guy living in Tokyo. I enjoy tinkering with old PCs by installing Linux on them. I like messing around with computers, but I’m not very good at studying.

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