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2025年|Zorin OS 17.3 Coreのクリーンインストール方法|WindowsライクなLinux

2025年5月30日 春雨

Zorin OSはWindowsライクなLinuxディストリビューションです。

軽量で安定したOSです。日本での人気の高いディストリビューションです。

Zorin OS 16からは17などへのアップグレードができますが、今回は初めてZorin OSを使う方のためにクリーンインストールの方法について書きたいと思います。

Zorin OS 17.3 の動作条件は

・CPU: 1 GHz Dual Core – Intel/AMD 64-bit processor

・RAM: 1½ GB

・Storage: 15 GB (Core), 32 GB (Education), or 40 GB (Pro)

・Display: 1024 × 768 resolution

となっています。

これに満たないスペックのPCでは動作しない可能性があるので、ご使用になるPCのスペックを調べてから始めてください。

Zorin OS 17.3 Coreのisoイメージをダウンロードする

ここにアクセスしてDownload Zorin OSボタンをクリックします。

クリックするとページが遷移し、いくつかのバージョンがダウンロードできます。

Proは有料版ですので、Coreのisoイメージをダウンロードします。

ダウンロード時、ダイアログが出てメールを登録できますが、登録したくない場合、一番下のSkip to downloadをクリックするとダウンロードが始まります。

Zorin OS 17.3 CoreのライブUSBメモリの作成

今回はライブUSBメモリの作成にZorin OSのサイトにもリンクが掲載されているbalenaEtcherを使用します。

こちらからbalenaEtcherをダウンロードし、インストールしてください。

インストールしたら起動し、「Flash from file」ボタンをクリックし、先程ダウンロードしたisoイメージを選択します。

「Select Target」でライブUSBメモリを作成するUSBメモリを選択します。

使用するUSBメモリは最低4GB必要です。余裕を持って8GBを使うと良いと思います。

使用するUSBメモリを選択したら、「Flash」ボタンをクリックします。

isoイメージを書き込むまで少々時間がかかります。

作成が完了したら、USBメモリを取り外します。

ライブUSBメモリを作成するとWindows10では「PC」にライブUSBメモリのドライブの表示はなくなってしまうので、右クリックで「取り出し」はできませんので、そのまま取り出して大丈夫です。

データのバックアップ

今回はクリーンインストールしてしまいますので、インストール先のデータをバックアップしておかないと、Zorin OSのインストールで全て消去されてしまいます。

クラウドにバックアップするか、外付けハードディスク、外付けSSDなどにデータをバックアップしてください。

Zorin OS 17.3 Coreのインストール

ライブUSBメモリを作成したら、インストールするパソコンの電源を入れる前にUSBメモリを挿しておきます。

電源を入れて、F2やDeleteキーを押して、BIOSやUEFIの画面でライブUSBメモリからブートするよう設定します。

「Try or Install Zorin OS」をtabキーで選択してEnterキーを押します。

ライブUSBメモリのチェックが始まりますが結構時間がかかるので、ctl+cをすぐに押すとスキップできます。

起動したら、左側の言語の選択で「日本語」選択し、Zorin OSを試さずにインストールする場合は右側の「Zorin OSをインストール」をクリックします。

私は「Zorin OSを試す」をクリックして、スタートメニューから「設定」でWiFiを接続し、インストール途中でサスペンドしないよう設定しました。

Wifiを設定しておくと、インストール時にある程度最新のファイルをインストールしてくれるので、インストール完了後のアップデートが少し少なくなります。

「Zorin OSを試す」を選択して、WiFiなどの設定をしたらZorin OSのインストールに入ります。

左上の「Zorin OS 17.3 のインストール」をダブルクリックします。

「ようこそ」の左側にある言語選択で日本語を選択します。

「続ける」をクリックします。

「キーボードレイアウト」では左側も右側も「Japanese」を選択します。

「国勢調査に参加しない」は任意なのでどちらでも構いません。

「ディスクを削除してインストール」をクリックします。

タイムゾーンを東京に設定します。

コンピュータの名前、ユーザー名、パスワードなどを決めて入力します。

ユーザー名は短めにしたほうがいいと思います。

インストールが始まります。

インストールが完了したら「今すぐ再起動」をクリックします。

画面の指示に従ってライブUSBメモリを取り外し、Enterキーを押します。

再起動したら、ツアーに参加するのもいいと思います。(しなくてもいいです)

アップデートのインストールは必ずしてください。

日本語入力

ツールバーの右下の「JA」の所を左クリックして、真ん中の「日本語(Mozc)を選択すると、Windows同様全角/半角キーで日本語入力のON・OFFができるようになります。

フォルダ名をアルファベットにする

端末を使う場合、フォルダ名がカタカナだといちいち日本語入力に切り替えないといけません。

フォルダ名は英語にしておくと端末の操作が楽になります。

スタートボタン→ユーティリティ端末を開き、

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

と入力してEnterキーを押します。

デスクトップにゴミ箱などのアイコンを表示したい場合

スタートボタンをクリックし、「Zorin Appearance」をクリックし、左側のメニューで「デスクトップ」を選択し、ホーム、ゴミ箱のチェックを入れるとデスクトップに表示されるようになります。

すぐに表示されない場合は「デスクトップにアイコンを表示する」をOFF、ONすると表示されます。

ファイアウォール

インストールしたばかりの時はファイアウォールが無効になっているので有効にします。

sudo gufw

この画面が出るので、StatusをONにします。

以上でZorin OS 17.3 Coreのインストールは終了です。

お疲れ様でした。

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春雨

都内に住んでいる中高年のおじさんです。古いPCにLinuxを入れたりして遊ぶのが好きです。PCをいじるのは好きですが、勉強は苦手です。

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