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Zorin OS 18.1 Core に Cloud Commander をインストールしてWebブラウザ経由でファイル共有する方法|Ubuntuベースの軽量Linux

2026年7月2日

Zorin OSとWindowsでWebブラウザ経由でファイル共有するイメージ

以前SambaとNautilusの共有機能を使って smb.conf を編集することなくファイル共有する方法を書きました。

今回はCloud Commanderというアプリケーションをインストールし、Webブラウザ経由でファイル共有する方法を書きたいと思います。ローカルネットワーク上でWebブラウザを使ってファイル共有できます。

1. Node.jsをインストールする

Cloud CommanderはNode.jsベースで動作しますので、まずNode.jsがインストールされているか確認します。

node -v

インストールされていない場合はインストールします。

ただし、Cloud CommanderはNode.jsの比較的新しいバージョンでしか動作しないので、普通にaptでインストールしたNode.js上では動作しないことがあります。

そこで次のコマンドを実行します

curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_20.x | sudo -E bash -

次に下のコマンドでNode.jsをインストールします。

sudo apt install nodejs npm

Node.js 18.20.5以降でCloud Commanderは動作できます。

2. Cloud Commanderのグローバルインストール

次にCloud Commanderのインストールをします。

ここでCloud Commanderをグローバルインストールします。 グローバルインストールとはCloud Commanderをそのフォルダだけでなく、システム全体のどこからでも呼び出せる状態にしてインストールする、という意味です。
そのため、コマンドの後ろに-gを付けます。

sudo npm i cloudcmd -g

3. Cloud Commanderを起動する

Cloud Commanderを起動するには下のコマンドを実行します。

cloudcmd

これでCloud Commanderが起動し、Webブラウザでフォルダが見えるようになります。

Webブラウザで下のアドレスを開いてみてください。

http://localhost:8000

これまでの操作が正しければ、Webブラウザ上に右と左にフォルダ一覧が表示されます。

ローカルネットワーク上の他のPCからアクセスするには、ファイアウォールの8000/tcpポートを開ける必要があります。
ファイアウォールの画面を開きます。

sudo gufw
ファイアウォールの画面

「ルール」をクリックし、左下の「+」をクリックし、「簡易」タブに画像のように入力し、「追加」ボタンをクリックします。

ファイアウォールのルールに8000/tcpを追加する画面
ファイアウォールに8000/tcpが追加された画面

ポートを開けることができたら、ローカルネットワーク上の他のPCのWebブラウザで

http://192.168.xxx.xxx:8000

にアクセスしてみてください。(xxx の部分はお使いのZorin OSのローカルネットワークアドレスに置き換えてください)

これまでの操作が正しければ、Webブラウザ上に右と左にフォルダ一覧が表示されます。

ここで、Webブラウザに表示されるのはZorin OSの中身だけです。

画面上に出ている左でも右でもどちらでもいいので、ローカルネットワーク上のほかのPC上でファイルをWebブラウザ上のZorin OSのフォルダにドラッグアンドドロップすれば、Zorin OSにファイルを渡すことができます。

Webブラウザ上のZorin OSのファイルを右クリックして、「Download」をクリックするとZorin OSのファイルをローカルネットワーク上のほかのPCにダウンロードできます。

ただ、今のブラウザは http://~ といったセキュリティのない接続からのファイルのダウンロードをブロックすることが多いです。
Chromeの場合はダウンロード時に右上のダウンロードのマークをクリックして「保存」をクリックするとダウンロードができます。

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4. Cloud CommanderをPCが起動したときに自動起動するようにする

Cloud CommanderをPCが起動したときに自動起動するよう systemctl 用の設定ファイルを作成します。

sudo gedit /etc/systemd/system/cloudcmd.service

このファイルの中に

[Unit]
Description=Cloud Commander
After=network.target

[Service]
Type=simple
User=〇〇〇〇
ExecStart=/usr/bin/cloudcmd
Restart=always

[Install]
WantedBy=multi-user.target

とコピペして保存します。(User=〇〇〇〇 の部分はお使いのユーザー名に置き換えてください)

次に下のコマンドを実行してください。

sudo systemctl daemon-reload
sudo systemctl enable --now cloudcmd

これでCloud Commanderのインストールと設定は終わりです。

SambaとNautilusの共有機能を使ったファイル共有と、Cloud Commanderを使ってWebブラウザ経由でファイル共有する方法は、人によって好みが分かれると思います。

基本的にCloud Commanderを使うとWebからのダウンロード・アップロードという感じになると思います。

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まとめ

Cloud Commanderを使うには、まずNode.jsとnpmをインストールします。
次にnpmコマンドでCloud Commanderをインストールします。
Cloud Commanderを起動させ、localhost:8000にWebブラウザでアクセスするとZorin OS内のフォルダが左と右に表示されます。
ファイアウォールで8000/tcpのポートを開け、ローカルネットワーク上のほかのPCからZorin OSにファイルを渡すには、Webブラウザに表示されたZorin OSのフォルダやフォルダ内にファイルをドラッグアンドドロップすると渡すことができます。
Zorin OS内のファイルをローカルネットワーク上のほかのPCにコピーするには、Zorin OS内のファイルを右クリックして「Download」を選択し、ダウンロードすることでファイルのコピーができます。
また、Cloud CommanderをPCが起動した時に自動起動するようにも設定できます。

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  • この記事を書いた人

春雨

都内に住んでいる中高年のおじさんです。
古いPCにLinuxを入れたりして遊ぶのが好きです。
PCをいじるのは好きですが、勉強は苦手です。

I am Harusame.
I’m a middle-aged guy living in Tokyo.
I enjoy tinkering with old PCs by installing Linux on them.
I like messing around with computers, but I’m not very good at studying.

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